どうもこんにちは、お久しぶりです。元フィギュアスケーターのZメです。
いつもありがとうございます。
年始はインフルエンザになったり、色々大変でなかなか更新できませんでした。
さて、本日は2020年、初の取材系の記事です!
実は少し前に小塚くんの紹介で沖縄でスケートを教えている津留先生とお話しました!!
次回の記事は久しぶりの取材系の記事です。
お楽しみに!!https://t.co/B6Rmy20lhe— 橋爪峻也@元フィギュアスケーター (@tatatanta1019) January 11, 2020
今回、取材の協力して頂いたのはこの方。
現在、沖縄でフィギュアスケートのコーチをしている
津留豊(つる ゆたか)さん(以下津留先生)
元は福岡でフィギュアスケートに励んでいた津留先生。
また、現在も現役選手として活躍して社会人スケーター「山田耕新」の指導経験あり。
津留先生が現役の頃は、今ほどフィギュアスケートの人気は無く、
大学卒業後はフィギュアスケートを引退するのが常識だった時代。
津留先生は大学卒業後も現役を続行するという新たな価値の道を切り開いた、いわばパイオニアの1人です。
本日はそんな津留先生のこれまでの経緯や思いを聞かせてもらいました。
大学卒業後に現役を続行した思い
当時どうして現役を続けようと思ったのですか??
単純に大学卒業後に引退するという決まりはないというのと、歳は関係なく自分の限界は自分が決めるものと思ったからですね。
めっちゃかっこいいですね。。
今は山本恭廉くんや山田耕新くんをはじめ、卒業後も続ける選手増えていますけど、当時は津留先生はパイオニアの1人じゃないですか!
まあ、そうなりますね。(笑)
なので、最近は少しづつそういった選手が増えているのは嬉しいですね〜。
実際当時は、大変でしたか??経済面や時間の使い方も変わって来そうですよね。
厳しい環境
いやー体力的にも精神的にも本当に大変でした。笑
実業団のような感じでしたね。当時はアルバイトをしながら、どうにか練習時間を確保してやっていました。
日によってはスケートリンクの貸切が取れる時間が深夜の2時からしかなくて、夜中に練習をしていました。
練習できる時間がバラバラだったので、働きながらも練習時間に合わせる生活スタイルでしたね。
津留先生は、怪我もあり、24歳で引退。
その後は、アイスショー(プリンスアイスワールド)でプロスケーターとして活躍。
そして、石原美和コーチ(中庭健介さんの元コーチ)の元でアシスタントとしてインストラクター経験を積みます。
沖縄でフィギュアスケートの指導している理由
現役後のお話ありがとうございました。
当時から主に福岡を拠点にしていたようですが、その後沖縄で指導をしようと思ったきっかけは何でしたか?
現役時代にまた遡るのですが、18歳くらいの時に沖縄のリンクのオープン記念としてショーに招待してもらって、沖縄のリンクを知りました。
そして、コーチになった時に沖縄で合宿することがあって、現地の人を指導したのが始まりです。
その合宿以降、ありがたいことに、沖縄で教えた生徒がわざわざ福岡まで習いにくる生徒が結構増えたんです。
それはとても嬉しいですね。沖縄から福岡って結構距離ありますよね。少なくとも通うのは大変な距離ですね。
はい、そうなんです。
そこで沖縄は本当にスケートの練習環境がないのを実感しました。
そして、比較的に福岡はコーチの人数も十分にいて練習環境が整っていいます。自分が沖縄の練習環境の問題を改善したいという思いが強くなったのです。
そうだったんですね。確かに福岡スケート上手い人多いですよね。
確かに自分から見ても特に福岡の男子選手は知り合い多いです。
津留先生が実際に沖縄に来たってなると生徒も絶対嬉しかったんだろうなって思います。
沖縄でただ一人のコーチとなると大変なことありましたか??
大変なこともありました。
ただ、当時沖縄では連盟すらもない状態でしたので、0から作りあげた楽しさの方が大きかったですね。こういった経験も珍しいと思いますし。
また、フィギュアスケートは世の中の為になるものですし、人生の役にも立つ上、いい方向に変われると思うので、沖縄の人達にもやってほしいという思いも強いです。
わかります!
他の競技も言えるかもですが、スケートは本当に人生のやくに立ちますよね。スケート無くして、今の自分は絶対ないですから。
そうですよね。
今回橋爪くんとこうして話せているのも、高校時代に小塚崇彦くんと新横で知り合えたおかげでもあります。当時はまだ小塚崇彦くんが本当に小さくて無口だった印象でした。笑
そうですよね!自分も最近特に色々繋いでもらっています。(無口・・・?笑)
今後の思い
やっぱり限界は自分が心の底から決めてほしいですね。
もちろん、現役を長く続けることは大変なのは理解しています。
色んな事情や世間体というものがあるのは事実。
ただ、誰の人生なのか?本当にやりたいことは何か?
順位とかは関係なく、後悔がないように、自分に正直にやりたいことをやってほしい。
なので、今後はフィギュアスケートをもう少し続けそうな人、やりたい人を後押しできるような発信をしていきたいです。
津留先生とは年齢も離れており、
現役コーチがこうしてに親身に話をして頂き、共に発信できることがとても光栄であり、嬉しい限りでした。
こうした熱い思いをヅメブロで発信することで少しでも多くの人に知ってもらえたいです。
津留先生、本日はお時間を頂きありがとうございました。
読者の皆様も最後まで読んで頂きありございました!