はじめに
今週はすごいバタバタしてました。。。この記事書きたくてうずうずしてましたが、本業の方が急にすごい忙しくなったり、色々タイミング悪かったです。
実は今回小塚アカデミーで知り合った人に会ってきました!
シンクロスケートの日本代表選手、木内千彩子さんの思いについて書きます。
何が面白かったって同い年のバイリンガルで共通のスケート友達もめちゃくちゃ多いのに、現役時代一度も会ったことのない奇跡。笑
あの試合いた、いないの誰々知ってる知らないの話題でかなり盛り上がりました。笑
全部書きたいですが、今回は読者にあまり知られていないシンクロスケートと木内さんの魅力を伝わる構成でーす。
それでは、楽しんで行きましょ!
①木内千彩子【プロフィール】
【スケート始めたきっかけ】
木「昔は本当に身長が低かったんです。
そこで母親が身長が小さくても不利にならないスポーツって何があるかと調べたところフィギュアスケートがヒットしたのがきっかけです。笑」
【実績】
シングル時代
2011 東京ブロック 3位 (シングル)
2011 全日本 出場 (シングル)
シンクロ時代
2011 シンクロナイズドスケーティング世界選手権 12位 (日本代表)
2012-2018 Spring Cup(イタリア大会) 優勝5回 (シンクロ スウェーデン代表)
2015 グランプリファイナル 4位 (シンクロ スウェーデン代表)
2016.2017 上海トロフィー 3位 (シンクロ スウェーデン代表)
2018 シンクロナイズドスケーティング世界選手権 2位 (スウェーデン代表)
(こりゃまたすげぇ。。 ∑(゜ロ゜ノ)ノ; )
【シンクロを始めたきっかけ】
木内「ホームリンクが神宮だったので、小さい頃からシンクロは目にしていて、ずっと興味がありました。
2010年にチームのメンバーから声をかけてもらって、そこから1人では作れない造形としての表現や16人で滑る迫力感というシンクロならではの魅力に魅せられてのめり込みました。そして、勢いでスウェーデンに行きました。そして、現地ついてから気付きました。」
「そういえば私スウェーデン語知らない…」
橋「。゚( ゚^∀^゚)σ゚。ァヒァヒヒ」
この辺の続きの話は後半にまた書きます。
②現在の活動内容【二刀流のスペシャリスト】
橋「小塚アカデミーで会った時もちらっと話したけど、なんか木内さん色々しているよね?笑」
木「一応、今のメインはスケート教室のインストラクターだけどね。フリーでシンクロの方でも呼ばれたら振付とコーチングもやっていて、たまに解説の仕事とか試合でテクニカルの仕事もしてる!」
橋「引っ張りだこ見たいね。会う前に少し木内さんのこと調べたけど、なんか自分のブランドも持ってなかった?」
木「うん。フリーランスで壁紙・雑貨のデザインもしていてる」
木内さんはミリクローレルという自分のブランドを持っています。
僕も彼女の商品見たのですが、すごい可愛かったです。
あとラインスタンプもあります。スケートしてる可愛い動物スタンプです!
僕は語彙力ないからひたすらに「本当にスゲェー」としか言葉に出ませんでした。
③シンクロスケートとは【現状と魅力】
橋「確かにシンクロスケートって珍しいよね。」
木「そうなんだよね〜。最近結構人気は出てきてるけど、まだまだ全然知らない人が多い。」
橋「確かggrksって思われるのも怖かったし、インターネットで少し調べたけど、そもそも情報が少なかった。笑 この記事は本当に書き甲斐があるね!」
木「本当にそう!全然情報自体開示されていないの。ルール説明も英語で記事があるけど、日本語だと1つあったくらい。笑」
橋「一人アメリカで留学してる友達がシンクロスケートやってる子がいて、聞いたけど、転けたらディダクションとかJr.クラスからショート・フリーがあるところとかは同じ見たいね。」
木「そうそう、大まかなところは同じだけど、必須エレメンツとか種類とか評価基準とかは今日だけじゃ時間が足りない。笑」
橋「だろうね。笑 でも絶対まとめたいからまた話聞かせて!」
木「もちろん!それはこちらも本当にありがたい!」
(ということで技術的な解説記事は別途書きます(笑))
橋「やってる側からしてシンクロの魅力って何だと思う?」
木「一人では実現できないダイナミックさだったり、スピード感、チーム内で身長まで考慮されて、工夫されている統一性とかかな。」
橋「選手人口ってどんなもんなの?」
木「国内だけで試合に出るような選手は、近年300人近くいて、年々増えていってるよ。ちなみに16人は必須じゃなくて、オープン大会だと”最低8人からエントリーが可能。年齢もお年寄りから高校生まですごく幅広いよ」
橋「ヘェ〜思ったより多い!そして、ほぼ二世代を網羅するくらい幅広い。(笑)ちょくちょくメディアでもやるようになって、そこで解説とかしてるんだね」
木「そうそう。この前小塚アカデミーでもシンクロ披露してくれたのは本当によかった」
橋「ね!リフトとかもしてくれたから立体感みたいのも生まれて見てる分も普通に感動した。」
木「ちなみクラスとかレベルによってリフトできる高さとも決められてるんだよ」
橋「そうなんだ!早くそういった情報の詳細の記事書きたいなー」
④スウェーデンでの生活【苦労と学び】
橋「スウェーデンの生活どうだった?」
木「言語の苦労もあったけど、やっぱり自分がどれだけ困っていても誰も察してくれない文化だったのが最初戸惑ったかなー」
橋「特に海外はそうだよねー」
木「だから最初の方はとにかく自分を主張することに必死だった。とりあえず、分からないと分かったって単語だけは覚えてそれでどうにか練習中はどうにかコミュニケーションを取ってた。笑」
木「先生も厳しい人だったけど、根は優しくて、わざわざ日本語で「分かりましたか?」ってフレーズを覚えてくれて練習中よく確認してくれました。チーム内でも「ワカリマシタカ?」って単語が流行って少し打ち解けられたり(笑)」
橋「すごいほっこりする話だね(笑)」
木「成長としては自己主張が本当に苦手で人見知りだったのが、スウェーデンに行って改善されたことかな。」
橋「それは素晴らしいね。技術的な苦労とかあった?」
木「すごくあった。身長が小さいとほぼ常に列の端に配置されるのね。シンクロスケートは端がすごく難しい位置でよく注意された。言葉が全然よく分からないけど、とりあえずこっち見て怒ってるケースがあったり。笑」
木「あとスウェーデンだとシンクロスケートがすごく有名で、中にはスケートを始めた頃からずっとシンクロをしてる選手も結構いるんだよね。そういう選手はシンクロに特化してるだけあって、本当に上手くて敵わないって感じた。」
ちなみに彼女の所属していたスウェーデンのチームは「Surprise」ってチームは彼女の実績みても一目瞭然ですが、トップレベルのチームでした。
新しくそのチームが考えた技が正式なエレメンツとして認定されることが多々あるそうです。
いわゆるパイオニア的な立ち位置のすごいチームで活躍された木内さんです。
すごい人なのを話聞けば聞くほど実感して、同い年だし、全然緊張していなかった僕は後半には少し緊張しました(笑)
⑤これから
木「これからはデザイナーとしてのキャリアも頑張るけど、やっぱりシンクロスケートをどんどん広めたい。」
木「あと、日本だとシンクロスケートは、シングルでジャンプができないから転向って印象があるけど、そうじゃない人も沢山いて、魅力的な競技であることを発信したい。」
橋「はい、是非手伝わせてください!なんならホームページも作るよ!(笑)」
橋「ドローン撮影とかしたら、シンクロ絶対綺麗だよね!」
木「そう!シンクロスケートこそドローン撮影が一番魅力伝えられそう!」
橋「(ちょっとドローンすぐ買ってくる)」
まとめ
こうして木内さんと会ったのも小塚アカデミーのおかげなんですよね。
なんかいい化学反応が沢山これからか起きる予感がしますね。
僕も楽しみです。