ご無沙汰しております。
元フィギュアスケーターのヅメです。
今回ヅメが15年程続けたフィギュアスケートを引退して、普通に就職した理由について書いていこうかと思います。
実は、結構
「なんで引退しちゃったの?勿体無い。プロやインストラクターに転向すればいいのに」
ってよく言われるのと、なんだかんだ自分の動機を発信していないなと思い、この記事を書くに至りました。
あくまでもヅメ個人の見解と意見ですので、参考程度に読んで頂けたらと思います。
(大前提にフィギュアスケート関係者のことは全員尊敬しています。
業界に長らくいた分、その大変さは知っているつもりです。)
ヅメが就職しようと思った主な理由は大きく3つあります。
外の世界を知りたかった
ヅメは、6歳から(アメリカに住んでいた時)から22歳までフィギュアスケートをやっていました。怪我の期間を含まないと合計15年程。
生活がほとんどフィギュアスケートを中心の生活(大学くらいまで)で、学校とスケートリンクと家の往復が大半を占めていました。
辛い思いも沢山して、辞めたいと思うことは結構ありましたが、恵まれた環境のおかげで、なんだかんだ大学4年生まで続けることができました。
ある程度努力したことが実り、受験勉強をせずに地元の名門私立高校へ入学もでき、
その頃は、周りから羨ましがられることもあり、自分に自信が結構あった時期でした。
大学はせっかく英語もできるから、それを生かせる学部に行って色んなものを見てから決めよう。
将来の選択肢は多いに越したことはない。
付属校と帰国子女という恵まれた環境を駆使し、国際英語学部へ入学しました。
ただ、大学に入学した時にふと思ったのです。
スケート以外何も知らないな・・・
と。
特にヅメの場合は、体育系の学科ではなく、
周りの人は高校で部活を引退した人が9割占めており、体育会系一本だった自分にとっては、本当に新しい価値観ばかりでとても刺激を受けたのは今でも鮮明に覚えています。
皆、各々新たな興味や分野を自由に探す中、スケート以外何も知らない自分は、競技続けていることに少し疑問を抱きます。
留学もさせてもらい、大学では、本当に色んな人と出会いました。
10年以上同じ世界にいたから、別の世界も見てみたい。人生これからの方が長いから、1つの世界しか知らないのは勿体ないなってなりました。
実際就活をしてみて、自分が如何に世間知らずだったかを痛感しました。
その詳細はこちらの記事参照。
ビジネスに興味があった
20歳くらいの時に、
かっこいいスーツを着て仕事をしてみたい
っていうものすごく単純な理由から、掘り下げた結果、ビジネスそのものに興味があることに気づきました。
・どこどこの企業はこういう強みで利益を生んでいる
・こういう商流で成り立っている・こういう市場でこんな面白い取り組みをしているからシェア率が高い
・あの企業はなんで年収が高いか
・事業がこういう原因で失敗した、赤字になった
・・・等
こういう情報がたまらなく好きでした。
株の売買とかはしたことないので、決して特別詳しい訳ではありませんが、
気付けば自分の周りはこういう話が好きな人ばかりでした。
捉え方によっては、意識高い系(笑)みたいな感じですね。
(ちなみに今はwebマーケティングにハマっています。笑)
一時的に本当に拗らせて、自分の学歴や年収にコンプレックスを抱いた時期もあったくらいです。笑
結構身内が大企業病みたいな環境だった影響もあったかも。
そうなると、必然的に一般企業へ就職しようってなった訳です。
指導者やプロになれる自信が全くなかった
ヅメは全日本やインカレ、インハイ、国体、みたいな大きな大会の出場経験はあるものの、上位にもなったことないし、当然オリンピックにも出れるような選手ではなかったです。
かといって、スケートを教えることが上手い訳でも特別好きな訳でもありませんでした。
(一時的にバイトで教える分は結構好きですが)
教えることに関しては、身体が動くうちは見本として色々できますが、ずっとできる訳じゃない。
経歴もなければ、教える自信もないってなるとヅメとしては、どうしても将来の選択肢に入れることができませんでした。
そして何より、練習が嫌いだった。笑
そうなるとプロも指導者も続けられる自信がどうしてもなかったのです。
また、もう一つ物凄く大事な理由があるのですが、
繊細な理由なので、こちらで読みたい人だけ読んで下さい。
まとめ
今お話しした、3点はあくまでも自分の「きっかけ」であり、
実際今はまた色々と変わっています。
また、ヅメは転職活動も結構しているので、今後少しずつ、就職体験談も発信していけたらと思います。
もちろん、フィギュアスケートの楽しさについても引き続き発信はし行きますので、よろしくお願います!!
では、本日はここまで!