こんにちはZメです。
今日は昔スケートやったことある人しか知らない、
ちょっと面白いスケート靴の知識と怪我の経験談をここで発信したいと思います。
今回はだいぶマニアックな内容です。笑
みなさん新しいフィギュアスケートの靴って最初、皮が硬くて馴染むまで足が痛いってことは知っていますか?
スケート靴を買い替える事情で少しだけ紹介しました。
では、靴が合わない状態で無理やり練習を続けたらどうなるのか?
最初はだれもがある程度硬くて違和感がありますが、個人差によって自分の足と合わないこともあります。
厳密にいうと、合わなくても対策をすればそれなりに何ともなく練習ができますが。
もし対策をせずに我慢するとどうなるのか?
今回Zメの実体験をベースにそんなお話をしたいと思います。
靴が合わないとどんな怪我をするのか
そもそも靴が合わないとはどいうことなのか?
靴が合わないとは、
を今回は指します。
ただ、正直我慢すればどうにか練習をこなすことができてしまいます。
しかし我慢し続けると後悔することが多いです。笑
なぜなら本当に怪我をするからです。
どんな怪我?
骨膜炎
腓骨(くるぶしの少し上)の部分に違和感を感じて、
僕は我慢して練習していたら炎症を起こして骨膜炎になってしまいました。
結果、余計に痛くなって、練習に支障が出たりしました。
色んなクッション材を当てたり、超音波治療したりで治るまで結構かかりました。笑
化膿
足首の部分が擦れて、細かい傷口から細菌が入って出来物ができました。
我慢できるくらいなので、徐々に治るだろうと決めつけて、
練習を続けたら、出来物は大きくなるばかりで化膿がひどくなりました。
当時の医師によれば、フィギュアスケート選手は足首の皮膚が発達して、
通常よりかなり分厚くなる傾向になるそうで、化膿すると細菌の逃げ道が分厚い皮膚によって塞がるみたいです。
そのため、放置すると化膿が酷くなるとのこと。
結果、深めに切開して、無理やり膿を出し、逃げ道を作りました。
めちゃくちゃ痛かったーーーーーー!!!
綺麗な看護師さんに可愛いらしい声で、
「ちょっとじっとしててくださいね~♡」
って言われながら、物凄い力で押さえつけられて、切開されたのは今でも鮮明に覚えています。笑
早いうちに対策をするのが一番です。笑
特にアスリート全般に言えますが、痛いっていうの結構勇気いるんですよね~・・・
まあそれでも早いうちに身内なりコーチなりに伝えた方が後に苦労せずにすむことを実感。
対策といえば、今は靴を専用のオーブンで焼いて足の型を取るので、靴のトラブルはかなり減っていると思います。
ここで昔は足にタコを沢山作って履き慣れるしかなかったと過去の記事で書いてしまいましたが、訂正させて下さい!!
靴を自分に合わせる方法が他にありました。
実は特殊な工具がある
・幅伸ばし
です。
こぶ出し・幅伸ばしとは
工具の画像はこちらです。
http://www.skate.co.jp/cgi-bin/skate/siteup.cgi?category=3&page=2こぶ出しは金具を特定の箇所に当てて、靴の内側に空洞を作ることで、当たって痛いところを緩和させます。
幅伸ばしは靴のサイズがあっても、幅が合わない時に幅出しをする工具で広げます。一晩くらいその状態で放置すると幅が広がってだいぶ楽になります。
最近は上記で述べた通りオーブンで足の型を取るので、あんまり使わないかもしれません。
といっても練習していく内に、一定の場所が当たって痛くなることもあります。
そんな時にこの工具を使って、靴の形を少しだけ変えます。
今から10年以上前はオーブンで靴の型をとることはしなかったので、工具を使うことが主流でした。多分。
どこで使えるのか
大体クラブに何個かあるので、
コーチに頼んで貸してもらいます。
一定数しかないので、他の人が使っていて、回ってくるまで待たなきゃいけないケースもありました。
たまにタイミングがだぶると痛いのひたすら我慢するしかなかったんですよね。笑
まとめ
・昔は専用の工具が主流だった
そんなお話をZメの体験談をベースに今回はしました。
そして、靴を変えた時は、痛みや違和感がある場合はなるべく早い段階で対策をしないとZメみたいに苦労をするので、無理に我慢するようなマネしないでねってことが伝われば幸いです!
みんな素直なので余計なお世話かもしれませんね。w
最後まで読んで頂きありがとうございます!
ではでは!またの更新お楽しみに!