どうも、季節の変わり目によく体調を崩す、Zメです。
フィギュアスケートのシーズンといえば、秋~冬ですよね。
滑る人も見る人もぐっと増えるこの季節。
一方、選手はどのような過ごし方をしているのでしょうか。
ちなみにオフシーズンの過ごし方はこちら。
今日はZメの16年間のフィギュアスケート選手体験談をベースに
選手たちは大会が近くなるシーズン中に何を思ってどんな日常を送っているのか少しでもイメージして頂けたら幸いです。
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シーズン中の練習スケジュール【ジュニア編】
ジュニアとシニアで少しだけ変わります。シニアは後にちらっと説明しますね。
最初ははジュニア時代の話をします。
地域やクラブによって、まちまちですが、週3~5くらいで朝練が常にありました。
時間は
6:00頃~7:30、8:00~9:30(強制参加ではないですが、参加した場合学校は遅刻することも)
朝練のある日の起床が明け方の4時とかでした。笑
そして、夕方は18:00頃~20:00くらいまであります。
主に練習内容は追い込み時なので、曲掛けです。
ショートとフリーを両方を通す感じです。
まあ、疲れます。
特に朝練で、鬼ようにスケーティングの練習するので、カロリーの消費量が半端ないです。笑
そこから学校へ行き、授業を受け(眠い)そのままリンクへ直行して夜練です。
シーズン中って寝間着と制服と練習着しか着ないんですよねwww
ただ、一応週末は土曜日は午前だけ、日曜日はオフでした。
10代って恐ろしく元気ですよね。
当時は普通に日曜日遊びにいったりしてました。笑
シニア編
上記で記載した練習をある程度自分でコントロールさせてもらえるようになります。
大学の授業や試験期間など練習行く日と行かない日を自分で決めます。
コーチとの連絡も自分で最低限するようになります。
この時期にある程度、練習は要領を考えて、量より質を重視する傾向になることが多いですね。
モチベーション管理も含めて。
精神状態
氷上以外では、わりと普通です。
まあもちろん人によりけりですが、
シーズン中はやっぱり多少練習中はぴりつきます。
調子が不安定だとコーチも生徒もお互い気持ちいいものでないですので。笑
といっても焦っても何もならないので、反省と挑戦を繰り返して、愚直に仕上げます。
自分が真剣にやっていれば、コーチも真剣に見てくれますし、今思うと、本当にコーチの存在って大きいなって実感します。
ちなみに練習中は集中してますが、いつもそれが続く訳ではないので、隙を見て休憩はもちろんします。笑
あと、練習終わって、靴を脱ぐ頃にはわりと皆いつも通り、冗談と雑談を交わしながら、笑い合ってます。
ただ、中学時代とかは自分をまだ感情をコントロールできていなかったので、
調子悪すぎてめちゃくちゃ凹んで、挨拶もせずに帰ったこととかもあります。笑
めちゃくちゃ感じ悪いし、結構まわりに気使わせるので、申し訳ないことしたってすごく思います。笑
高校入るとある程度周りのことを考えれるようになり、そういうのはかなり減りましたが。
まあ、それでも感情的になる時はありました。笑
凹んで落ち込んだところで上手くなる訳ではないってある瞬間ふと気づきました。
少し脱線しましたが、
四六時中フィギュアスケートのことを考えているわけではないってことです。
あんなにきつい練習をほぼ毎日してるので、忘れて遊びたくもなります。
普通にゲームもしますし、雑談や冗談を交えた面白いLINEも送り合ったり、オフの日も普通に遊びに出かけます。笑
いつも氷上で優雅の姿を見ていると想像しにくいですが、もう皆、
陸では極ふつぅぅぅぅのの人間です。
試合しか見ていないと、どうしても。
シーズン中だから、常に精神統一して、フィギュアスケートの考えてそう!
って見えるかもしれません。
そんなことありません!!笑
フィギュアスケート以外したらダメなんてルールは一切何もないです。
というかそんなことできません。笑
そりゃーシーズン中にスキーとか怪我のリスクが高い、行事をするのはよくないですが。。。
まあ、わりと自己責任なところもあるので、皆ほどほどに自由にしてリラックスしてますよってことです。
では本番、試合は緊張するのか?
っていうのはまた別の記事で書こうと思います。
まとめ
シーズ中の練習は調子によって少しぴりつきますが、それ以外はびっくりするくらい普通に過ごしているってことが伝われば幸いです。
特殊なことといえば、朝起きる時間が新聞配達する人とあまり変わらないくらい早いってことくらいです。笑
そして、まあ疲れが結構溜まっている中、みんな選手はシーズン中本当に頑張っているってことです。
今後も試合の時は皆を暖かく見守って下さい。
今日はここまで!