はじめに
こんにちはー。少しだけ元気なヅメです。
実はこの記事で70個めだったりします。
こうして、続けてこられたのは読者のおかげです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
さて、前回の記事にてある読者さんから面白い質問を頂きました。
スピンを回った後の滑り出す方向は皆さんどうやって把握するのですか?
回っているうちに分からなくならないのかな?
あと、スピンとは別になるのですが、フジスケさんの佐藤駿君のインタビューを見て、「3回転を感覚で開いて降りる、足りたり回りすぎたりする」と言っていましたが、他の皆さんも感覚で回転数をカウントしているのでしょうか?
経験者はあまりにも自然に何気なくやっているので、疑問点すら湧きませんでした。笑
こういった質問は助かります。
ありがとうございます。
また、こんなツイートもしたので、今日はその辺を少し詳しく見て行こうと思います。
演技中スピンをした直後に、選手は滑り出す方向をどうやって把握するのか?
単純に日頃練習からリンクのどっちが正面(ジャッジ側)を意識してるから、正面さえ分かれば、どっちに進むかが分かるって感じです。
ジャッジ側が北極星って認識。笑— 橋爪峻也@元フィギュアスケーター (@tatatanta1019) September 12, 2019
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スピンの直後どうやって位置を把握しているのか
テレビでも現場の試合でも選手は本当に自然にプログラムを曲に合わせて滑り切っていますね。
特にスピンの直後も、なんの迷いもなく正しい方向へ次の動作に入りますね。
実際、コース自体は日ごろから常に練習しているので、身についています。
全体的にはどっちが正面(ジャッジ側)かで判断しています。
正面さえ分かれば、あとは練習通りにやれば、いつもの自分のコース通り滑れるわけです。
また、リンクによりけりですが、時計とか、バナーとか、ランプなどをちょっとした目印にして判断します。
そうすると、スピンの最中にある程度位置を判別できて、即座にボーズを取るなり、次の動作に入るように僕は意識していました。
あまりないですが、リンクによってはどっちの方面も景色が全て同じの場合は、結構焦ります。笑
そうするともう、素直にスピンが終わってからジャッジ側を確認しますね。
ノービス時代とか試合慣れしてない時期ははやはり本番てんぱって最後のポーズが逆になって、
ジャッジ側にお尻を見せて終わったこともありました。笑
小さい頃にそういう失敗をすることで、自然に正面がどこか認識する力が培われるってケースもありますね。笑
ちなみにフィギュアスケート選手はスピンで目が回らないことで有名ですが、
全く目が回らないのは一部のトップ選手だけです。笑
実際少しでもスピンの練習さぼるとすぐ目が回ります。
ただ、選手陣は一般の人よりかは、回復力は断然早いのは確かです。
回復力が早いので、演技中多少回っても、あたかも影響がなにもないようにみえるってだけです。
ちなみに自分は結構目が回りました。笑←ただの練習不足
※スケーターでも目は回ります pic.twitter.com/lXPUtZPAJE
— 橋爪峻也@元フィギュアスケーター (@tatatanta1019) January 25, 2019
ジャンプの空中感覚
これは言葉にするの結構難しいですね。。。笑
といのも、空中で本当に一瞬なんで。
練習を重ねていくうちに、開くタイミングを覚えるって感じです。
二回転ならこのタイミングで開く、閉め具合の力加減がこれくらい等をわりと無意識に覚えていきます。
例えば、トリプルだったら、最初のうちは着氷するギリギリまで絞めて、回りきることを意識します。
それが練習を重ねていくうちに回転力が上がって、今度はどのタイミングで開けば、綺麗に流れてチェックできるかを意識するようになる感じですかね~。
ただ、トリプルアクセルとか挑戦して、今度はダブルアクセルの開くタイミングが狂ったりするケースに関しては、僕もあります。笑
これは本当に開くタイミングが分からなくなります。笑
あくまでも憶測ですが、回転速度が3回転半と2回転半とでは全然ちがうので、自分が思っている開くタイミングにラグが生じで、思ったより回らなかったり、回り過ぎたりするのかな~。
この辺は本当に人それぞれで感覚が違います。
できれば色んな人に聞くと知見が広がるかもしれません!
色んな人に聞くと言えば・・・
告知
今後、少しずつですが、インスタライブとかで実際にお話してみようかなと思います。
よかったら、インスタフォローしてくれたら嬉しいです。
https://www.instagram.com/takayangooo/?hl=ja今日はここまで!