はじめに
つい最近までスケオタ忘年会でしたね!
あけましておめでとう?ございます。笑
というか、もう1年の折り返しなのが何より驚きです。
このブログも初めて半年ですよー。
いやーやってみるもんですね。
いつもありがとうございます。
さて、今回は前回の続きです!
会話形式は本当に文字数が増えて長くなってしまいますね~。
本日の内容も木内さんから聞いて、とても面白かったのであえて別の記事にさせてもらいました。
シンクロナイズドスケーティングの練習法
シングルだときついスケーティングで曲に合わせてひたすら滑り込むやつとかあるけど、シンクロは基礎練習どんなことやるの??
シングルで基礎練といったら、
例えばスリーターンクロスをなみなみ線上に繰り返すものとかあると思うんだけど、
それをブロックの陣形でやるよ。縦横斜め全て合わせて。
あー、はいはい!やっぱり大変?
きつい。笑
もっとスピード出したいのに~!ってなったりもやもやする。笑
あーね!笑
合わせないといけないもんね。(そういう意味のきついか。。。笑)
あとツイヅルをブロックの陣形でやったりする。
やることは、シングルと同じだけど、クロスを八の字でひたすら繰り返す練習。笑
あれを2~4人組で組みながら滑るの!
そこは共通だ~。笑
4人は大変そうだな~。
それって先生みてる訳じゃん?
結構合ってなかったりすると注意されるの?
うん。ズレてるーー!!とか言われる。笑
そこもなんとなくシングルと似てるね。笑
もっとスピード!押せ~~!おそい!とか言われるからな。。笑
それこそ団体競技だと色んな特徴を持った選手がいるわけじゃん。
チームメイトの癖とか特徴を覚えることも結構大事?
この選手はちょっと速度が速い人とか、逆にあの技が苦手とか。
それをみんなでフォローし合うの?
うん、そうそう。だから、チーム競技で大切なのは、チームの平均を上げることなの。
そうしないと絶対チームの成績が上がらないから。
あー、そうだよね。
シングルだと自分の得意なところをとことん伸ばす方法でもいいけど、
逆にそれをシンクロでやると悪目立ちしてしまうの。
得意じゃない人もいるからってこと?
そうそう。
だからチームの平均を上げるためには、自分に何が足りないのかって
ことをシンクロの選手はすごい考えることが必要。
チームの平均と比べて自分に何が足りないのか?を考えないと、チーム自体が上手くならないの。
へぇ~、考えること多そう。。。笑
もう本当に多い!!
シングルの頃の私は感覚派だったってこともあって、
「私何も考えてなかったんだなー」って実感したもん!笑
シングルはわりと好きにやってもいいもんねww
そう!感覚派だったのに、シンクロを始めていきなり全部考えないといけないから、、、
この瞬間に足はここに手の角度と顔の角度はこう!って
しかももうやる段階で考えていたら遅いの!
次の動きもあるから、常に先のことを考えいないといけない。
それで、当時チームの平均で考えると私の場合は、
スケーティングスキルより、シンクロのテクニックが不足していた。
2列から3列になる時に自分がどの位置に行けばいいかとかスピード調節とかが分からなかった。
その時は、ひたすらビデオと動画を見て研究してたかな。
あとは、私の所属していたスウェーデンのチームは体力がめちゃくちゃタフな人が多かった。。。
それを補うために、空き時間はジムでトレーニングとかもしてた。
うぉーすげぇ。。。
他の選手も各々自分の課題に取り組んでたの?
そうそう!自主練習とかになると、トップ選手になればなるほど、練習は各自で自分の苦手分野を克服する練習メニューが多いと思う。
スケーティング技術を向上する必要のある選手は、私がジム行っている間に氷上で滑り込みしていて、カウントを合わせるのが苦手な選手は、陸上で曲に合わせるステップの練習をしていたよ。
へぇ~!
スケートといったら、シングル、ペア、アイスダンスとかあるけど、
シンクロの話聞くと本当に新鮮。そのままだけど、本当に団体競技なんだなってしみじみ思った。笑
教え合うこととかもあるの?
あるある。特に私の所属していたチームは年齢とか立場を全く気にせず、自分より上手い人がいたら、どんどん教わる文化だった。全然プライドとかなかった。
分からなかったり、出来なかったら、年齢も立場も関係なく出来る人に聞かなきゃ上手くなれないから。
シンクロナイズドスケーティングが上手い人とは
常に先のことを考えて滑れて、陣形を変化させる時のスピードの微調整や、入れ替わるタイミングを合わせるのがすごく上手。
あと、一緒に繋いで滑ると、力の加え方が絶妙に上手なのが分かる!勝手に連れていってもらえる感じ。笑
へぇ!なんかキャプテン的な人もいるの??
キャプテンもいるけど、エレメンツごとに、そのエレメンツが一番得意な選手達が目立つポジションに入ることが多い。
アイドルでいうセンターみたいな。
そもそも16人のレギュラー争いもあるけど、その中でもポジション争いもあるんだ!
野球みたい!
チームにもよるし、エレメンツの動きとか身長差とかの都合とかにもよるけど、ノーホールドエレメンツだと、正面にいる選手が上手い選手の場合が多い。
不動のエースみたいな人がいるんだ。笑
そうそう!やっぱりオールマイティーに出来る選手は、常に良い位置にいるね。
シンクロのお話は面白いですね~。
つまり、、今回の内容を総括すると
・基本的には複数人でやる
・周りと合わせないといけない、
・考えることが多い、疲れる
・トップ選手程、個人で自分の苦手分野を克服する工夫をする
・年齢関係なく、得意な人に教えを乞う
シンクロナイズドスケーティングが上手い人
・常に先のこと(次の動き)を考えられる
・入れ替わる時のタイミング、スピードの微調整が上手い
・常に安定して平均的に滑れる
・目立つポジションにいる
まとめ
内容が盛りだくさんですねー。
次回の取材も楽しみですね~。
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次回は森望のセカンドキャリアについて書きます!