ディスプレイを買ってハッピーなヅメです。
Macの隣にディスプレイがあって、
こう画面2つ使っているとなんとなく作業してるっぽくてかっこよくないですか?笑
はい、形から入るタイプです。
さてさて、またまた面白いテーマのリクエスト頂きました!
フィギュアスケーターはどうやって衣装事情についてです。
選手からしたら当たり前過ぎて、特に発信しようとは思わなかったです。笑
思い出してみたら、かなり特殊で面白かったです。
案外情報ないものなんですね。
自分の過去の体験談でよければこちらで発信します。
選手は拠点によって異なる点もありますが、
ご参考にして頂ければ幸いです!
フィギュアスケーターの衣装の決め方
わりと細かいので、プロセスごとに説明しますね。
本当に簡単にまとめます。
1デザイナーさんに音楽を送る
この段階から全部お任せする人が多いですが、たまに選手自身が色の指定とか、系統の希望は言えます。
上下繋ぎがいい、別々がいい、ヒラヒラは嫌だ、派手にしたい・落ち着いた感じにしたい…etc等
2デザイン候補を見ながらコーチと相談
どっちがいいか、あるいはA案とB案の一部の部分を組み合わせるか等を決めます。
追加の要望をデザイナーさんにフィードバックします。
大体はすぐに了承して頂き、臨機応変に手際よく対応して頂けます。
3サイズの採寸
もうありとあらゆる体の箇所を採寸します。笑
首、肩幅、腕の長さ、ウェスト、脚の長さ、胸筋周り…etc
そして予めもらったサイズ記入用紙みたいのを片っ端から埋めていきます。
4生地やスパンコールの種類を選択
この辺は③コーチと相談する段階から決めるケースもあります。
アパレルや繊維業界で働いている人なら分かるかもしれませんが、
本に生地のサンプルが沢山張り付いてるやつをつかって、肌触りや細かい色を決めていきます。
スパンコールも同様、光り方とか大きさとか単価を見ながら決めます。
大体デザイナーさんのお勧めでとんとん拍子で決まっていきます。
5仮縫いで試着
サイズ感や着心地などを確認します。
僕は一発でオッケーでそのまま本縫いしてもらいましたが、
たまにやたらちくちくしたり、きつすぎたり、ゆとりがあり過ぎたりするので、
その際は上手く微修正してもらいます。
6出来上がった衣装で一度滑る
踊ったり、ジャンプとかスピンして気になる箇所をない確認します。
稀ににひらひらがどうしても気になったり、
ジャンプで手を閉める場所にスパンコールが当たって痛いとか、
裾にエッジが引っかかるなどの問題が発生するので、結構この最終確認大事です。
こんな感じで結構手間かけて衣装は作られています。
デザイナーさんによってはピンキリですが、
ここまでフルオーダーメイドだと相場はやっぱり結構高いです。笑
洗濯方法は?
ご存知の方は多いと思いますが、試合中はかなり汗をかきます。笑
洗濯は、基本的に普通にクリーニングに出します。
ほとんどの人はそうしていると思います。
また、頻度も試合事にクリーニングに出します。
ちなみに表彰式出る場合は、どうしても二回連続で着ることもあるのですが、
汗がまだ乾ききってなくて、めっちゃひんやりしていますww
あれは何か対策している人いるのかな?
番外編
すごい母親は手作りでする人もいました。
(昔、似たような職業経験がある人等)
母親が紙にデザイン候補をいくつか書いて、コーチと相談する流れですね。
デザインが定まったら、あとは上記と同じプロセスです。
母親自身が作る人もいれば、自分でお店探して外注するケースもたまにあります。
経済的でハイスペックなスーパーMotherもいるもんですね~。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事を読んでスケーターの衣装を見るともっと楽しめるかもしれませんね!!
僕のお話は結構昔なので、今はまた少し変わっているのかもしれませんが。
今はネットとかで頼めるシステムあるのかな、、、
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。