こ ん に ち は、ヅ メ で す。
みなさん元気ですか?
コロナのせいで本当に色々大変ですよね。
ただ一つ言えることは
ネットにソーシャルディスタンスはいらねぇ!!
ということで、ヅメは自宅待機でできることといったら、ブログを更新して読者の皆さまを少しでも楽しませることだと思いますので、頑張って更新して行きますよー!
さて、フィギュアスケート選手あるあるの一つで、フィギュアスケートをやっているorやっていたと伝えると結構聞かれる質問があります。
フィギュアスケートやっているってことは柔軟性あるの?
答え:人による&上手い人は柔軟性が高い人は多い(ヅメは壊滅的に柔軟性は無い)
もちろん、柔軟性が高いに越したことは無いですし、演技と技術の幅が広がるので、必然的に上位選手は高くなる傾向なのかと感じます。
そして、上位の選手は少なくとも人並み以上に柔軟性はあります。
本日は、フィギュアスケート選手にとって柔軟性はとても大切である理由について、
柔軟性が皆無のヅメだから痛感したことをはじめ話していきたいと思います。
柔軟性が大切である3つの理由
断定系で書くところもございますが、自分が痛感したことをベースに書いておりますので、参考程度で読んでもらえたらと思います。
演技の幅が広がる
技術面でも芸術面でもいろんな体の可動域が広くなるので、動きやポーズにレパートリーが増えます。そして、当然それは、演技構成の幅が広がります。
柔軟性が高いと得られる恩恵を思いつく限り書いてみました。
スパイラル
綺麗に上がるスパイラルは演技の中でも「おー!」っとさせるアクセントにもなります。
コレオに入れるのもジャンプとの間の滑る(トランジション)に入れても、華やかになりますね。
スパイラルについての記事はこちらもあります。特に男子でやるととても目立ちます。
バレェジャンプ
空中で脚を180度広げるあの「バレェジャンプ」です。
柔軟性がない人がみたら、「又裂けるわ!」って言いたくなる技ですね。笑
樋渡くんやジェイソンをはじめとするアメリカの選手がいい意味で目立っていますよね。
印象ももちろんですが、芸術面、技術面、両方いい影響があるんだろうなーって思います。
イーグル
今度は氷上で足をついたまま180度開いて滑る「イーグル」。
【スケート小技集】③
第3弾は「イーグル」です!
両足を180度開け滑った軌跡が重なるのが特徴。これ実は柔軟さは関係なく股関節が外に向きやすい人(特に男性)ができるらしいです。足を前後にずらして滑るとあの「イナバウアー」になります!上半身は関係ないんですね~😂#春から岡大 #春から清心 pic.twitter.com/XGQG7nlmJU— 岡大清心フィギュアスケート部2020新歓 (@OU_NDSU_2020) March 14, 2020
これできる人簡単そうにやっていますが、滑らかに滑らせるの結構難しいですからね。
プログラムにイーグルしながら、音に合わせて優雅に上半身で踊れるパートがあると、魅力的ですよね。
また、ジャンプの着氷の後にイーグルをそのまま「ばーん!」って音ハメする流れもたまりません。
GOE+5000兆点。
着氷のフリーレッグ(足が上がっている方)が綺麗に見える
上手い人はみんな当たり前にやっていますが、
あれ、みなさん一回選手の真似して着氷の姿勢してみて、鏡でちらっと見てください。
バレェやダンスみたいな柔軟性を日頃からやっている人以外は、全然足上がらないはずです。笑
片足を軸にもう片方の足を真後ろにあげるのって難しいです。無理に上げようとしたら、今度は上半身が前かがみになって美しくできないのです。
自分は凄い上げた気になっていたのですが、いざ自分の動画見たら、全然上がってなくてよくがっかりした記憶があります。笑
スピンのレベルが取りやすい
スピンのレベルルールは割愛しますが、基本的にレベル上げるには、柔軟性を駆使するの技が7割くらいです。笑
特にキャメル系のスピンは、ドーナッツスピンをはじめとする技は全て柔軟性がないとできません。
つまり柔軟性がないとキャメル系のレベルがほとんど取れません。笑
最近の子たちはみんなしっかり柔軟をしているので、レベルを取ってきていて本当にすごい。
正直レベル2取れるだけでもすごいのですが、トップクラスはみんなレベル4が当たり前に取ってくるのは流石としか。笑
怪我の防止になる
例えばカッチカッチのコンクリートとゴム素材では、衝撃を与えた時、一定の強さを越えるとコンクリートの方が砕けますよね。
人間の体も同じことが言えて、関節や筋肉がカッチカッチの人は衝撃を分散できないので、負担がかかる箇所の怪我リスクが増えます。
一方、伸縮性のある理想的な筋肉や関節を持っている選手は、しっかり負荷を分散できて、オンとオフの切り替えが上手いので、怪我のリスクが減少されます。
フィギュアスケート選手の体の特徴
ヅメは柔軟性を怪我防止の関連性をヒアリングするため、バネトレのストレッチ専門トレーナーさんとzoom取材してきました。
バネトレについてはこちらの記事を参照。
フィギュアスケートのジャンプが陸上で上達する? 【バネトレトレーナーに会ってきた】
今回はバネトレの中でもストレッチを専門に指導している「小林圭」さんにスケート選手の体の特徴を教えてもらいました。
小林圭さん
小林さん曰く、フィギュアスケート選手は、

みんな素晴らしい筋肉を持っていて、柔軟性も高い人が多い。
ただ、共有した課題として、
股関節や背中周りの筋肉の状態が常にスイッチがオン(力が入っている)状態になってい選手が多い。
確かにヅメもやっていた時に、股関節や背中は常に力を入れないと綺麗な姿勢が保てないという癖はあった気はします。
その力みが原因で、腰痛、首、膝、足の痛みに発展する懸念があるため、
まずは、力を抜く感覚を教え上で、柔軟ストレッチを教えて、怪我をしにくい身体作りをサポートしている小林圭さん。
こういった形で選手を支えているのは、是非みなさんも知っておいて欲しいと思うヅメでした。
まとめ
フイギュアスケート選手の柔軟性についての記事でした。
これからスケート観戦する際に、ちょっとした動きにも柔軟性の高さが隠されているということを知って見ると、より楽しめるかもしれませんね
本日はここまで、また次回の更新お楽しみに。