どうもこんにちは、Zメです。
世代、地域、クラブによって違いはありますが、
Zメのまわりでつかっていた業界用語?をまとめてみました。
ちょっとした伝統や文化みたいのもあるので面白いと思います。
ジャンプ編
グリンコ
今でいういわゆるダウングレードのジャンプ。
着氷すると同時に半回転グリってしてチェックするやつです。
かつては旧採点の時代、ダウングレードで飛んでも減点がそこまでされない時代がありました。最初はグリンコで飛んで、徐々にクリーンにしていくプロセスが得意な選手が多かった気がします。
その時に
「トリプルが多少グリンコだけど飛べる」
みたいな表現をして言ってました。かなり昔の話です。
略はグリ。
くさい
こちらも回転不足のジャンプ、ちょっと回りきっていいるかどうかあやしいジャンプをくさいって表現をしてました。
昔は回転不足気味のジャンプを飛ぶとコーチに
今の悪くないけど、少しくさいね
って言われたりしてました。笑
3,3(さんさん)
トリプルトリプルのコンビはさんさんって呼ぶことが多いです。
こちらはスケートファン界隈では同じかもですね。
3A(さん えー)
トリプルアクセルって純粋に言う人って選手間ではそんな多くない気がします。
ちなみに練習中は3やってみよう!って感じでしか言われません。
とあるコーチは指3本立てるだけだとか。。。笑
おまたぎ
プレローテーション。
トー系のジャンプで踏切りの際につま先をついた状態で回転すること。
トーループの初心者がよくやってしまうので、治されます。
特にセカンドの2Tとかできたてほやほやだと、おまたぎしちゃうので、よく注意されます。
練習編
1コマ・2コマ
貸し切り練習の別名。
一般滑走が終わってからの順番でもあります。
18:00に一般滑走が終わり、18:20分から貸し切りの場合1コマ目、その後の20時からの貸し切りが2コマ目です。
例2)今日は1コマ目で変える!
例3)今日1コマ目はステップだけらしいよ。
ポップコーン
名古屋勢・仙台勢はこの単語聞くだけでぞっとするのではないでしょうか。笑
ポップコーンという曲で、ひたすらバッククロスを∞の字でやるという鬼練習。
曲はyoutubeに落ちていたのでよかったら、聞いて下さい。
一部のスケーターはこれを聞くとノイローゼになりかけます。笑
こちらの記事でも詳細を紹介しています。
アルゼンチンタンゴ
超難しいステップの曲。笑
詳しくは忘れましたが、トーステップとやら逆回りツイヅルやチョクトーやらダブルスリーやらを組み合わせたものを音に合わせてやっていました。初めて見た時は4級の時でしたが、7級になっても最後まで完璧にはできませんでした。笑笑
フィギュアスケート選手の基礎練の練習では、ステップの専用の曲を使ってやります。
そのため曲でステップを覚えます。
この曲が鳴ったら、このステップって感じで勝手に体が覚えます。
ダンスとかバレエと同じですね。
ブラジル
これも∞の字でひたすら色んなステップを踏む練習。
∞の字系は休めないのでどれも辛い。笑
詳細はまた別の記事で書きたいですが、ほぼ全力ダッシュ状態でチョクトーとかハミルトンとかコサックダンスみたいな動きをひたすらやります。笑(わからない人はスルーで大丈夫です)
合宿でやることが多い。
8本
ほぼ助走が無い状態でジャンプをリンク上で8本連続で飛ぶ。
上手い人は精密機械のようにずっと綺麗に成功させています。
こちらもこの記事で紹介。
おまけ
銀の世界
フィギュアスケーターしか知らない怪談。
野辺山合宿に行ったことのあるフィギュアスケーターなら誰しもが聞いたことある
「銀の世界」。
怖い話をして人を怖がらせて楽しむ悪趣味な遊びです。笑
通用するのはせいぜいノービスからジュニア1~2年目までな気がします。
(僕もジュニア時代めっちゃビビッていました!!)
これは野辺山合宿での恒例行事!
多分今コーチしている人の世代から受け継がれているかなり古い伝統行事な気がします。笑
数々の有名な選手が泣いたことがあるとか…
これはかなり面白いので別の記事でまた詳細や設定を紹介しますね。
まとめ
とりあえず思いついた範囲でまとめてみましたが、また思い出したらやります!
あと、今の世代の子はどんな業界用語があるのかも機会があれば聞いてみたいですね!!
今日はここまで!