はじめに
世界選手権盛り上がってますねー。
もうTLがすごいことになっているので、
投稿時間と内容を考えないと、秒で流されることを実感しました。笑
じゃ世界選手権を見てる人にとってどんな情報が有益かなーって考えてみたら、
技術解説みたいなのなら、TLに留まるかなって思いました。
ということで、
あのお馴染みの前から飛ぶジャンプ、
アクセルの難しさや、見どころのようなものを元選手目線で解説できたらなーって思います。
(僕は苦手でしたが、、、(笑)だって骨折したもん!)
①アクセルは本当に難しい!
まず、アクセルといったら、トリプルアクセル(以下3A)がメディアでよく取り上げられているので、3Aばかりが注目されがちですが、2Aアクセルも難しいですよ。笑
そもそもジャンプを前から踏み込むって結構怖いです。アクセルがよほど得意な選手はすごいスピードで飛びますが、すこしスピード落とす選手も少なくないのかなって感じます。
僕もめっちゃ落とした覚えがよくあります。
世界選手権に出場されるような選手は皆ビュンビュンして、飛ぶ前に小技挟んでくるような猛者ばかりですが。笑
②アクセルのコツ
3Aを成功させるためには必須の技術があります。
「もも上げ」
です。
ちなみに2Aは「もも上げ」の技術がそんなに無くても回ります。
(理想的ではないので、GOEの加点は期待できませんが)
「もも上げ」とは言葉の通り太ももを上げる力です。
アクセルって踏み込んだ瞬間、右足を出して軸を乗り換えていますよね。
この右足を出す行為こそ「もも上げ」とフィギュアススケート業界で言います。
そして、アクセルに幅を出すためには、もも上げを正しい方向に運び、かつ左足の踏み込む時にスリップを極力しないことです。
アクセルでスリップした方がいいか?って質問をだいぶ前に頂きましたが、
極力しない方がいいです。
ただ、3Aは多少してもOKというだけです。
(特に飛べるようになってから間もない時は仕方ないレベル)
それでもしない方がアクセルに幅と高さが生まれます。
上記踏まえて、、、
③上手い人の特徴
はい、これは皆「もも上げ」がすごいということです。笑
一瞬なので、若干分かりにくいですが、注目してみればわかります。
右の太ももそんな前上げる?ってくらい上がっています。
アクセルに幅を出す源のようなものなので、GOE加点を習うなら必須の技術なのです。
まとめ
この記事を読んだ人は「アクセル成功したー!」ってことだけではなくて、
「うぉー!すげぇもも上げ!これはGOE期待できるぜ~!」くらいまでの視点を持って見ましょう!それができたら、君も立派なスケオタだ!☆