フィギュアスケート観戦が好きになって間もない人たちにとってフィギュアスケートの情報ってあまりないんだろうな~って実感しています。
新たにニーズを発見できて非常に嬉しい限りです。
ジャンプが上手い人の特徴は?って
情報を経験者的な視点から今日は話してみましょう!
といってもジャンプはステップと違って分かりやすいですよね。
基本的に
・綺麗に着氷
・着氷が乱れる(手つきも含む)
・コケる
・パンク(予定していた回転より下回る)
4つくらいの判別は、なんとなく皆分かると思います。
なので、少し別の視点からアプローチしてみましょう。
ジャンプの結果云々は本番だけに注目されがちです。
もちろん、本番が全てなので、成功するのはすごいことですし、それ以上も以下もないです。
ですが、本番で成功させるその背景、ジャンプが上手い人の本当の凄さをわかると本番飛べた選手をみるとより
「うおーーー!」
ってなります。
今日伝えたいのは、本当にジャンプが上手い人は
「本番で綺麗に飛べた!すごい!!」だけではないってことです。
その本番でも綺麗に飛べる裏側、彼らのジャンプの完成度の高さについて解説したいと思います。
構成はこんな感じにまとめました。
ジャンプ上手い人とは?
まず大前提として、
そもそもジャンプって本当に難しいんですよ?笑
特にメディアでよく取り上げられるような選手はぽんぽん簡単に飛んでますが、
あれが普通じゃないですからね?
彼らはもう異次元です。笑
普通の選手からすると、
まず転ぶのは当たり前ですし、
尾骶骨の打撲上等です。笑
タイミングが合わなくて、途中で開いてしまうことも全く珍しくありません。
タイミングに関しては本当に繊細でコントロールが難しいです。
そして上手く飛べたとしても、
着氷であんなに滑らかに加速しません。笑
少し減速して、着氷できても大万歳です。
以上の点を踏まえてジャンプが上手い人の共通点です。
そもそも練習からステップの一部かのように飛ぶ
最近のルールでは飛ぶ前に難しい動作を入れれば加点されるので、
カウンターや、ツイズルから飛んでますよね。
普通に飛ぶのすら難しいんですよ…?
それに加えて、流れる綺麗な着氷、、、
ジャンプ単体だと朝飯前なんでしょうね。。笑
どこからでもコンビネーション(3T)をつけれる
コンビネーション、セカンドですね。
セカンドで3Tを付けるには、
一つ目のジャンプの着氷が加速する程滑らかでないと付けられません。
通常は自分が一番得意なジャンプに付けられるだけでも十分誇らしいです。
でも本当にジャンプが上手い人はすべてに付けられます。
しかも後半でも付けてきます。
これはよほどジャンプの完成度が高くなければ難しいのです。
具体例を挙げると、
3回転サルコー(以下3S)と3Tを単発で飛べる選手の人数とプログラム後半に3S+3Tを飛べる選手の人数では、おそらく桁が違ってくるレベルかと思います。
今たまたま3Sを出しましたが、上手い人は全種類ジャンプでもつけられます。
しかも、フリーの一番最後につける選手もいますからね。笑
万が一、予定していたジャンプにコンビネーションが抜けても、上手い人はどこらでも付けれるので、リカバリーがどこでもできるのです。
こう考えると異次元さが少しでも伝わりますかね。笑
そもそも成功する確率が高い
「8本」というほぼ助走なしでライン上にひたすらジャンプを飛ぶ練習法があります。
ちなみによく夏の合宿でやります。
選手は列に並んで下記画像の数字の箇所でジャンプを順番に飛びます。
織田君とかは全種類のトリプルジャンプをほとんど外さなかった伝説を僕は聞いたことあります。
実体験だと、星くんとかも5種類のトリプルはほとんど失敗してなかった覚えあります。
もう彼らは息を吐くように難易度の高いジャンプを日常的に飛ぶのです。
6分間練習から魔王レベル
実際に現地で試合観戦されたことのある人は分かると思いますが、全日本とかの最終グループはまずそもそも6分間練習で感動するレベルですよね。
一般的な選手からすると、
いくらアップして体が温まっているとはいえ、
トリプルジャンプの前はダブルジャンプから始めることが多いです。
そんなちょっとした常識がある中、上位層の選手はリンク一周して、
いきなりトリプルアクセルや、四回転を当たり前のように飛んできます。(笑)
本番で綺麗に成功も本当に素晴らしいですが、
実は経験者は上手い人の6分間練習で既にあごの力が抜けるくらい
「すげぇ~…( ゚д゚)」ってなっています。
まとめ
テレビとかだと本番でジャンプが成功or失敗したしか映らないので凄さが表面的にしか分かりませんが、実はジャンプが上手い人は経験者からみたら本番以外もすごい!
って思う場面が多々あります。
なんかこういったことを知るとフィギュアスケートで本番ジャンプ成功した時の感動がより大きくなるかも?
ちなみに実際に選手についてまとめた記事はこちら。興味がある方は是非読んで見てください。